魔女の誕生と衰退
−原点資料で読む西洋悪魔学の歴史−

 田中雅志編訳・解説
 発行:三交社

目次

序文

第1章 古代
  総説
  ホメロス『オデュッセイア』(紀元前八世紀頃)〜キルケ
  聖書(前六世紀頃〜後二世紀頃)
  ホラティウス『エポドン』五、カニディアの祈り(紀元前四一〜三一年頃)
  アプレイウス『変身物語』(二世紀中頃)
  アウグスティヌス『神の国』(四一三頃〜四二六年)

第2章 中世I 一四〇〇年迄
  総説
  『司教法令』(九〇六年頃)
  サン=ヴィクトルのフーゴー『ディダスカリコン』(一一二〇年頃)
  トマス・アクィナス『対異教徒大全』(一二五九〜六四年頃)
  ヤコブス・デ・ウォラギネ『黄金伝説』(一二六七年頃)より、ユスティナ伝
  ヨハネス二十二世『スペール・イリウス・スペキュラ』(一三二六年)
  パリ大学神学部による魔術の糾弾(一三九八年)

第3章 中世II 一四〇一〜一五〇〇年
  総説
  アレクサンデル五世による新セクトについての書簡(一四〇九年)
  エウゲニウス四世による差し迫った危険についての書簡(一四三四、三七年)
  ヨーハン・ニーダー『蟻塚』(一四三五〜三八年執筆)
  マルタン・ル・フラン『女性の擁護者』(一四四〇年)
  ニコラ・ジャキエ『異端の魔女にたいする鞭』(一四五八年執筆)
  インノケンティウス八世『スンミス・デシデランテス・アフェクティブス』(一四八四年)
  ハインリヒ・クレーマー&ヤーコプ・シュプレンガー『魔女への鉄槌』(一四八六/八七年)

第4章 近世I 悪魔学論書
 総説
 マルティン・ルター『テーブルトーク』(一五三〇年代)
 ジャン・ボダン『魔女の悪魔狂』(一五八〇年)
 ニコラ・レミ『悪魔崇拝』(一五九五年)
 ジェームズ六世『悪魔学』(一五九七年)
 マルティン・アントニオ・デルリオ『魔術の研究』(一五九九年)
 アンリ・ボゲ『魔女論』(一六〇二年)
 フランチェスコ・マリア・グアッツォ『魔女総覧』(一六〇八年)
 ピエール・ド・ランクル『堕天使と悪魔の無節操についての描写』(一六一二年)
 ルドヴィコ・マリア・シニストラリ『悪魔姦、およびインクブスとスクブスについて』(一七〇〇年頃執筆)

第5章 近世II 魔女裁判
 総説
 チェルムズフォードの魔女裁判(一五六六年)
 トリーアの魔女裁判(一五八一〜九三年)
 スコットランドの魔女裁判(一五九〇〜九三年)
 ロレーヌ地方の魔女裁判(一五九八年)
 バンベルクの魔女裁判(一六二八年)
 ヴュルツブルクの魔女裁判(一六二九年)
 ボンの魔女裁判(一六三〇年頃)
 セイラムの魔女裁判(一六九二年)

第6章 近世III 懐疑論
 総説
 ヨーハン・ヴァイヤー『悪魔による幻惑』(一五六三年)
 レジナルド・スコット『魔女術の暴露』(一五八四年)
 ミシェル・ド・モンテーニュ『随想録』(一五八八年)
 アロンソ・デ・サラサル・フリーアスによる報告書(一六一一〜一四年)
 フリードリヒ・シュペー『犯罪にたいする警告、または魔女裁判について』(一六三一年)
 トマス・ホッブズ『リヴァイアサン』(一六五一年)
 バールーフ・デ・スピノザ、悪魔について(一六六一年頃、七五年)
 バルタザール・ベッカー『魔女術にかけられた世界』(一六九一〜九三年)
 クリスティアン・トマジウス、弁明〜ハレ大学講義録より(一七〇二年)

あとがき

参考文献/索引