魔術、魔法関連書籍(澁澤龍彦、文庫本、etc)


澁澤龍彦関連書籍
  (澁澤龍彦プロフィール)
 1928年東京生まれ。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いた。著作は『澁澤龍彦全集』『澁澤龍彦翻訳全集』ほか多数に及ぶ。



澁澤龍彦著作集
 西洋魔術の世界を日本に紹介した第一人者の一人、澁澤龍彦氏の数ある著作の中から、特に魔術と関連性の高い作品をこちらに掲載しています。

(澁澤龍彦プロフィール)
 1928年東京生まれ。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いた。著作は『澁澤龍彦全集』『澁澤龍彦翻訳全集』ほか多数に及ぶ。





書物の宇宙誌

\9,500(税別)

▼書物の宇宙誌 澁澤龍彦蔵書目録

 澁澤龍彦の書斎が一冊の書物となった・・・。没後二十年、澁澤龍彦が遺したミクロコスモス、蔵書一万余冊の全データと多数の写真が織りなす夢と驚異の蔵書目録。貴重な《創作ノート》も初めて完全公開。ドラコニア王国創造の秘密は、すべてここにある!!

 「蔵書目録」は、本の並び方が分かるように、各棚ごとに構成。書き込み本や贈呈本も表示。巻頭の32ページ「カラー口絵」を含む、約百枚におよぶ書斎・書籍写真を収録。『胡桃の中の世界』『思考の紋章学』時期の貴重な「創作ノート」を、挟み込みのメモまで含めて初めて完全公開。「索引」には、和書・洋書の全著者を収録。巻末には部屋の見取り図までをも収録した、澁澤ファン待望の一冊!! 上製函入り。

  カラー口絵
  I 書斎[一階]
  II 書庫[二階]
   補遺‖和雑誌
  III 書庫[一階]
   補遺‖パンフレット/プログラム
  IV 納戸[一階]
  V 寝室[二階]
  創作ノート影印
  インタビュー 澁澤龍彦と本(澁澤龍子)
  対談 澁澤龍彦の書物(松山俊太郎×巌谷國士)
  対談 書物の宇宙誌・改題(東雅夫×礒崎純一)
  索引
  

514ページ
発行 国書刊行会







毒薬の手帖

\580(税別)

▼毒薬の手帖
 澁澤龍彦

 殺人というタブーにふれる行為において、殺人者を最も魅了し興奮させた手段は毒を用いることであった。毒薬はそれ自体が妖しい魅力に満ちており、殺す者と殺される者の間に、劇的シチュエーションを形成する不可欠の要因であった。その結果、数ある殺人事件のなかで、毒殺こそが犯罪の芸術と形容されるようになった。毒薬と毒殺事件をめぐる異色のエッセイ集!!
 マンドラゴラ、ベラドンナ、魔女の悪魔膏、妖術師ギブールや毒殺魔ラ・ヴォワザンなど、魔術の黒い歴史に関わる記述を多数収録。

  古代人は知っていた
  血みどろのロオマ宮廷
  マンドラゴラの幻想
  ボルジア家の天才
  聖バルテルミイの夜
  ふしぎな解毒剤
  ブランヴィリエ侯爵夫人
  黒ミサと毒薬
  毒草園から近代科学へ
  砒素に関する学者の論争
  さまざまな毒殺事件
  巧妙な医者の犯罪
  集団殺戮の時代
  

272ページ
発行 河出書房新社







秘密結社の手帖

\620(税別)

▼秘密結社の手帖
 澁澤龍彦

 たえず歴史の裏面に出没し、不思議な影響力を社会におよぼしつづけた不気味な人間集団、秘密結社。この排他的で陰謀の匂いにみちた怪しい影の集団は、一体どのようなものであったのだろうか? グノーシス派、薔薇十字団、フリーメーソンなど、正史ではとりあげられることの少ない秘密結社のかずかずを、ヨーロッパ史を中心に紹介し、その知られざる実態を物語る。
 ドルイド教、古代の密儀を始めとして、テンプル騎士団、地獄の火クラブ、そして近代のクロウリーやシュタイナーに至るまで、結社の歴史を通じて魔術の歴史と人物を知ることのできる一冊です。

  秘密結社の輪郭
  原始民族の結社とその名残り
  古代における密儀宗教
  グノーシス派の流れ
  薔薇十字団
  フリーメーソン
  さまざまな政治的秘密結社
  クー・クラックス・クランその他
  犯罪的結社その他
  悪魔礼拝と魔術のサークル
  アジアの秘密結社
  イスラム教の秘密結社

336ページ
発行 河出書房新社







私のプリニウス

\583(税別)

▼私のプリニウス
 澁澤龍彦

 約二千年前、古代ローマの博物学者プリニウスが、世界最大級の自然誌事典『博物誌』全三十七巻を著した。古今東西の文献や当時の思想を総動員して編まれたこの『博物誌』は、天文地理から動植物、鉱物、薬物、人間文化に及ぶ一大奇書であった。
 この大著に魅せられて渉猟する澁澤龍彦は、プリニウス独特の奇想天外な想像力を楽しみつつ、怪物や迷宮や畸形など幻想と想像の異世界へと読者を誘う。青土社の雑誌「ユリイカ」に同名で連載された短編エッセイ二十二編を収録。

224ページ
発行 河出書房新社






血と薔薇コレクション
 1968年初冬、澁澤龍彦責任編集により創刊されたエロティシズムと残酷の綜合研究誌「血と薔薇」が文庫版で待望の復刻!!



血と薔薇コレクション1

\1,200(税別)

▼血と薔薇コレクション1
 澁澤龍彦責任編集

 1968年初冬、澁澤龍彦責任編集により創刊されたエロティシズムと残酷の綜合研究誌「血と薔薇」。執筆陣には、三島由紀夫、稲垣足穂、塚本邦雄、植草甚一など、先鋭的な作家を迎え、当時の最先端かつ過激な作品の発表の場とした。新世紀を迎えた現在、その輝きは一層光度を増し続ける。多くの澁澤愛好家の中で熱望された幻の雑誌、初の文庫化!

448ページ
発行 河出書房新社







血と薔薇コレクション2

\1,200(税別)

▼血と薔薇コレクション2
 澁澤龍彦責任編集

 澁澤龍彦責任編集によるエロティシズムと残酷の綜合研究誌「血と薔薇」。「およそエロティシズムを抜きにした文化は、蒼ざめた貧血症の似而非文化でしかない」(「血と薔薇」宣言)という思想のもと、さらなるエロスと残酷を追い求める第2巻は、「フェティシズム」に焦点を当てる。生田耕作、種村季弘、松山俊太郎のエッセイのほか、司修、谷川晃一らの幻想的な絵画作品を多数収録。幻の雑誌、堂々の文庫化第二弾!

392ページ
発行 河出書房新社







血と薔薇コレクション3

\1,200(税別)

▼血と薔薇コレクション3
 澁澤龍彦責任編集

 澁澤龍彦責任編集によるエロティシズムと残酷の綜合研究誌「血と薔薇」。エロティシズムと残酷の飽くなき追求の果て、浮かび上がる「愛の思想」。愛の本質とは何か。いかにして愛は可能なのか。本書に収録された写真、詩、エッセイ、小説作品が、それらの問いになんらかの答えを与えるだろう。篠山紀信、田村隆一、巖谷國士、中田耕治、野坂昭如など豪華布陣による最終巻、幻の雑誌の雰囲気を踏襲しつつ、ここに完結!

424ページ
発行 河出書房新社







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